自分の脂肪を使った豊胸手術とシリコンバッグによる豊胸手術の体験レポート

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私は自分の脂肪を使う豊胸手術と、シリコンバッグによる豊胸手術を経験しています。脂肪を入れる豊胸手術は傷跡が目立たず、自然な触り心地という意味では満足度の高い豊胸手術でした。しかし、思ったようにバストアップする事ができず、最終的にシリコンバッグによる豊胸手術を受けました。

今回は、脂肪注入やシリコンバッグによる豊胸手術の概要と、豊胸手術を受けて良かった点・悪かった点を中心に豊胸手術の体験談を話します。

豊胸手術を受けようと思った理由

私が豊胸手術を受けようと思った理由は、自分のボリュームの少ない胸にコンプレックスがあったからです。また、左右差にもコンプレックスを抱いていました。高校生くらいの時から胸にコンプレックスを抱いていましたが、当時は豊胸手術を受けようとまでは思っていませんでした。

実際に豊胸手術を決意したのは、大学生の時にお付き合いしていた人から胸の小ささに関して指摘されたからです。単純に胸の小ささを指摘された事について悲しい気持ちになりましたが、第三者からの指摘だったので余計にショックが大きかったです。

あの時の気持ちは今でもハッキリ覚えています。しかし、それと同時に手術を決意させてくれて「ありがとう」という気持ちもあります。

自分の脂肪を使った豊胸手術を最初に選んだ理由

まず最初に私が受けた豊胸手術は自分の脂肪を使った手術です。ヒアルロン酸を胸に入れる豊胸手術と迷いましたが、最終的に脂肪を入れる豊胸手術を選びました。この手術を選んだ理由は、触り心地が自然だと聞いたからです。

また、自分の脂肪を使うので安全性が高いという点についても魅力を感じました。将来的に胸にしこりが出来てしまうリスクがあると担当医から聞きましたが、その時の私は、自然に胸が大きく出来るという嬉しさの方が大きかったです。

今思えば、手術費用も高額だったので、やめておけば良かったと思っています。

自分の脂肪を使った豊胸手術を受けて良かったポイント

自分の脂肪を使った豊胸手術を受けて良かったポイントは、とても自然な触り心地だという事です。期待していた通りの触り心地で、とてもナチュラルな胸に仕上がりました。

当時お付き合いしていたパートナーには秘密で手術を受けましたが、豊胸手術を受けたという事がバレることは無かったです。

もちろん、自然な範囲で胸が大きくなったので、職場の同僚にバレることもありませんでした。また、お腹から脂肪を取ったので部分痩せする事も出来ました。お腹だけはどうしても痩せることが出来なかったので嬉しかったです。

ただ、腹部に数センチの傷跡が出来てしまったので、太ももやお尻など見えない場所から取って貰えば良かったと後悔しています。

自分の脂肪を使った豊胸手術を受けて後悔したポイント

一度で大きな胸にならなかったという点に不満を感じました。カウンセリング時は2~3カップのサイズアップが可能だと言われてましたが、脂肪注入してから2ヶ月たった頃には半分くらいに胸が小さくなりました。確かに、脂肪細胞の定着率には個人差があると聞いていましたが、脂肪吸引の金額も上乗せされていたのでショックでした。

こんな事になるのなら、最初から手術を受けなければ良かったと後悔しています。私と相性の悪い豊胸手術だったのかもしれませんが、個人的にはおすすめ出来ない手術です。

最初にシリコンバッグによる豊胸手術を選ばなかった理由

この手術を最初に選ばなかったのは、手術跡を体に残すのが嫌だったからです。パートナーや周囲の人に豊胸手術がバレてしまうのが怖い…という気持ちもありました。自分の胸にコンプレックスがあったのは事実ですが、その時の私は豊胸手術を指摘される事も嫌だったんです。

また、カウンセリング時に触らせて貰ったシリコンバッグはとても固く、これを胸に入れるのは嫌だな…と思いました。

今思えばシリコンバッグを直に触っていたから固く感じたんだと思います。自分の胸に当てがって、シミュレーションしてみれば良かったです。

シリコンバッグによる豊胸手術を選んで良かった理由

脂肪注入による豊胸手術で満足する事ができず、最終的にシリコンバッグによる豊胸手術を受けました。結果的に、この手術で胸を4カップ大きくする事が出来たので、最初からこの手術を受ければ良かったと思っています。

私の場合は脂肪注入による豊胸手術によって定着した脂肪があったので、乳腺下からシリコンバッグを入れました。触り心地は想像していたよりもかなり自然です。むしろ以前よりも胸にハリが出て、気になっていた胸の左右差もキレイに揃えることが出来ました。

手術費用は麻酔代含め全部で40万円です。シリコンバッグによる豊胸手術は一度しか受けられないと思っていましたが、手術後半年たっていれば再び豊胸手術を受けることが出来るそうです。

シリコンバッグによる豊胸手術で不満な点

シリコンバッグを挿入した事で胸は目に見えて大きくなりましたが、その分重くなったので肩こりが酷くなりました。また、術後のマッサージを定期的に行わないといけないので億劫です。しかも、このマッサージはある程度の力を入れてマッサージしなければいけないため、部分的に痛みを感じる時があります。

それから、胸が全体的に大きくなったので左右差はなくなりましたが、デコルテ部分のボリュームが減ったように見えます。ボディメイクで調整できるレベルではありますが、傷口が落ち着いたらデコルテ部分にヒアルロン酸を注入してもらい、全体的なバランスを整える予定です。

とは言え、一度でこんなに大きくなるとは思っていなかったので、シリコンバッグによる豊胸手術を選んで正解だと思っています。

シリコンバッグによる豊胸手術のダウンタイム

全身麻酔で行う手術なので、手術後は頭がボーっとしてしまって、すぐに動ける状態ではありませんでした。待合室で2時間は休んでいたと思います。手術当日はそれほど痛みを感じませんでしたが、手術した翌日は胸と背中あたりに筋肉痛のような鈍い痛みを感じました。

一人では起き上がれない状態だったので、恥ずかしかったんですが母親に連絡してベッドから起こして貰いました。手術後の鈍い痛みは3日後あたりから薄れましたが、痛み止めを服用していたのに痛みを感じたのが不思議です。

ダウンタイム中に大変だったこと

脂肪を使った豊胸手術やシリコンバッグによる豊胸手術、どちらも傷口を庇いながら生活するのが大変でした。特に、シリコンバッグによる豊胸手術は胸と背中の痛みが強かったので、シャワーを上手く浴びることが出来なかったり、シャンプーが上手に出来なかったのが辛かったです。

私のように一人暮らしの人が豊胸手術を行う場合は、寝返りのしやすいベッドに変えておいたり、介護で使うようなベッドに変えておく事をおすすめします。身の回りに必要な物を置いておいたり、念入りに準備をしておいた方が良いですよ。